素敵なWEbマガジン『台所図鑑』さんに我が家のキッチンを紹介してもらいました!
1|『台所図鑑』とは
『台所図鑑』とは、大木奈ハル子さんと三田みどりさんが運営しているキッチンに特化したwebマガジンです。
人はどのような生活観念を持って生活しているのか?その答えはズバリ、生活感が出やすいキッチンにあり!
十人十色な住人さんの「生き方」や「趣味趣向」を、家で一番生活感が出るであろうキッチンからノゾキミさせてもらおう!
出典:台所図鑑
こんな素敵なコンセプトで書かれたこのwebマガジンは、取材を受けた際、私の心の奥底の思いを引き出そうと様々な角度の質問をして下さいました。
1つ1つの記事にかけられる思いが伝わってきて、ただのキッチン紹介ではなく、人の人生を映し出す魅力が台所図鑑というWEBマガジンを構成しているのだなと思いました。
yahooニュースやFRauといった大手WEBメディアさんにも掲載されているそうです!
すごいです!
2|キッチンへの思い
私以上に、私の思いを上手にこのWEBマガジンで紹介して頂いたのですが、私の口からも自分の家のキッチンを紹介させて頂きます。
テーマは、「長く使っても色あせないキッチン」です。
家はつくった時がゴールではなくて、一緒に走っていくパートナーだと思っています。
「今」の自分の思いを詰め込みすぎてしまうと、年齢を重ねて好みが変わった時に急に色あせて見えてきてしまうと思っていました。
それは、本当の意味での設計ではないなと思い、
- 色遣いは極力シンプルに
- タイルや木など素材にこだわって
- 器を飾って完成という、可変性を残して
こんなことを考えてキッチンをつくりました。
3|キッチンをつくる時に大切なこと
本来人間は火を中心に生活をしてきたので、家の中で唯一火を起こせるキッチンは暮らしの中心だと考えられます。
実際に私が設計を担当する時もキッチンにこだわりたいという人はすごく多いです。
そんな中でも一番大切だなと思う事は、
『家族皆が気持ちよく過ごせること』
だと思っています。
例えば、ショールームにおいてあるようなオープンキッチン。
まるで家具みたいで素敵ですよね。
でも、洗ったものはすぐにしまうの?調味料はどこに置くの?
オープンすぎるキッチンは、それなりに生活に気をつかいます。
皆が皆住みこなせる物ではないのです。
私も無理~・・・!
家族の意見が一致してのオープンキッチンなら良いのですが、かっこいいからという理由でオープンキッチンを選びたいというその意見は、本当に家族が皆望んでいますか?
実は、パートナーは片付けが苦手かも知れません。
常に整えておかないといけないそのキッチンは、パートナーにとっては苦痛であり、プレッシャーかも知れないのです。
誰かにそんな思いがあるならそのキッチンは良いキッチンとは言えないかも知れませんね。
うちも、見た目重視の私はオープンキッチンがいいななんて思っていましたが、主人が手元が隠れないのは絶対に嫌だ!コンロの前も壁がいい!となり今の形に納まりました。
結論
良いキッチンをつくるには・・・
①自分たちのことをよく知る
(片付けは得意なのか、掃除は得意なのか、物は多いのか、家事の分担はどうなるのか)
②相手のことを考える
(このキッチンでパートナーや家族は無理なく暮らせるのか)
デザインの前に、まずは生活があります。
家族が笑顔になれるキッチンづくりが出来ると良いですね!